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駄目人間の偏った日常を綴るブログです。
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■ 仮面ライダー THE NEXT

 原点に帰る的な感じだったライダーモノ、仮面ライダー THE FIRSTの続編が上映されるそうで。続編では例の一号、二号に加えV3も登場するようです。ファースト自体の出来は良いところ悪いところ共に平成ライダーそのまんまだったので、今回もそんな感じになるのか気になるところであります。
 
 前作であるファーストは本郷猛の話と、改造人間になってしか生きられなかった女の子と、その女の子の為に自分も改造人間になって寄り添うしか無かった男の子の悲しい恋愛話とを分けてくれれば良かったのですが、両方詰め込んだためかアクションシーンもケレンもイマイチ少ない出来に感じました。正直な話ダブルライダー自体もなんというか自分的には二昔前に良く同人とかで見た感じのデザインなんで、まとまっているんですが非常に微妙な感じ。特に妙なダブダブ感漂うライダースーツとか変なプロテクターとか。
 
 肝心のV3はデザインの出渕裕 氏が仮面ライダーアギトでデザインしたアナザーアギトのデザインが素晴らしかったので期待していたのですが、発表されたのは非常に微妙な感じでした。特にマスク(目玉、アゴ)とレッドボーンと襟と手袋がどうも。なんというかV3ってよりはどっかのショボイやられ役の人みたいなのはV3好きしとしてはチト辛い。やはり前作のデザイン系統でV3をまとめるのは相当辛かったのかもしれませんね。V3の元デザインがアレだし。いっそV3を捨てたデザインの方が良かったのかもしれません。
 
 もっとも、仮面ライダーV3が非常に格好良く映るのは、主演の宮内洋 氏やV3自体の明朗なカラーリングとかデザインもあるのですが、それ以上に作品トータルで積み重ねられたV3の存在感なのかもしれません。劇中での登場ポーズや殺陣の最中の動き、フッと動きが遅くなった瞬間の手足の動きや佇まいなど、今では伝説のスーツアクター、若手時代の中屋敷哲也 氏が醸し出すV3の動きは今観ても非常に格好良く見えます。また、OPでのクソデカイ爆煙とかアホみたいに高い煙突の上に立って見栄を切るとか、宮内 氏決死のぶら下がりシーンとかV3には多数の伝説が存在しますし。

 今回はV3の設定自体も変わるそうで、家族を殺され「俺を改造人間にしてくれ!」と叫ぶワケでも無し、ライダー達を庇って瀕死になる訳でも無いようです。ネクストでは妹が攫われてるそうですが、その妹が改造人間になってV3と対峙とかそんなんだけはカンベンして貰いたいですね。今回のザ・ネクストは前作よりも厳しい目で見られてしまうかもしれませんが、それを払拭するような作品になることを祈ります。特にV3のデザインがダブルライダーの仲間になった後に微妙に変わるとか、愁嘆場の話を一本に絞って空いた時間で見応えのある改造人間同士の戦いを、前後半の二本立てくらい仕込んで貰えたらとても嬉しいのですが。
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