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駄目人間の偏った日常を綴るブログです。
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■ スーパーヒーロータイム
□ 電王
 遂にキンタが過去へ置き去りに。ここからクライマックス三部作始動なので、刮目して見たいと思います。来週はウラの話っぽいですね。

□ ゲキレン
 この手のモノの王道路線を突き進んでます。ジャンがアレな感じのキャラな分だけ今日の父ちゃんとの抱擁シーンはグッと来ました。オーソドックスなネタを丁寧に作っていて好感が持てます。ゴウ兄ちゃんも廬山昇龍覇を覚えそうですし、この兄弟の間にも何か起こるのかもしれません。まともに時間が流れてたらゴウ兄ちゃんもオッサンなはずですし。



■ ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
 現在BSとネット配信で好評配信中のウルトラギャラクシーを見ることができました。基本的に現在販売されているカードゲーム大怪獣バトルの販促番組なのですが、小難しいストーリーとかが無い代わりに、これでもかと怪獣プロレスを楽しめます。言ってみれば怪獣ポケモンって感じの番組なのです。
 
 しかも主人公が使っている怪獣がゴモラ(ウルトラマン26-27話)とリトラ(ウルトラQ1話)というナカナカ渋いチョイス。登場怪獣も平成ウルトラ使い回し怪獣の他にマンモスフラワー(ジュラン)とかも出てきたり今のところかなり素敵な感じ。5話で遂にガンQとかも登場しましたし。NTTのヒカリサーガでも思ったのですが、この手のスピンアウトモノはとにかくシンプルな子供向け特撮番組で、特撮バトルが堪能できなければ意味が無いと考える自分にはぴったりの番組です。

 毎度言ってますがロボ番組やヒーロー番組はその辺の尺をキチンと取ってから小難しいことをやっていただきたいのです。旧ウルトラとかも小難しい話が多いですが、きちんと前半で怪獣が大暴れして防衛隊と揉める前半戦の怪獣バトルの尺を用意してから後半のドラマ部分の尺を増やしたりしてたワケですしね。多分、子供の喜ぶシーンをちゃんと毎回堪能できる長さで用意してやれば変なドラマを入れてもそんなに文句は出ないとは思うのですよ。
 
 そんな大怪獣バトルは公式の左のメニューから行けるネット配信ページで視聴可能ですので一度見てみたい方は是非御覧ください。(毎週土曜日にBS放送の一週遅れで配信されております。現在1話と6話配信中)



■ アクマイザー3から超人ビュビューンへ

 東映等身大特撮の全盛期というべき頃に放映されたトリオ型ヒーローの成功例アクマイザー3は三銃士あたりから軽快に色々インスパイアした番組だったのですが、その根底に流れるストーリーが結構重厚だったりそれがイマイチ不評でコミカルな感じに内容を変更したら馬鹿当たりしたとか、まぁいろいろと曰くのある作品です。
 
 その中で最終回に登場する最終奥義アクマイザーアタックを会得するくだりと、その結果宇宙に封印されてしまうザビタン達がいかにしてビュビューンへと復活を遂げるのかが知りたくて久しぶりにアクマイザー3の三十八話と超神ビュビューンの一話を観ました。
 
□結論
▼アクマイザーアタック
 使えば死ぬよくわからない体当たり。ライダー車輪かと思った。

▼ビュビューンへの移行
 妖怪博士が破軍星の力を呼び寄せたら実はそれは宇宙に行った(なぜ魂を封印したカプセルが宇宙に行ったかとか、そのへんの説明は無し)アクマイザー3の魂の入ったカプセルで、それと融合した人間が超神に変身できるようになった。
 
 そんな感じで割と強引なバトンタッチでしたが、ビュビューンはなんというか渡辺宙明氏のサウンドの素晴らしいうえに、内容もコミカルでテンポが良いのでナカナカのオススメです。暇があれば視聴をオススメします。


■ ゲームとか
 ゲームの方は本当に全然やれてませんね。でも箱○でVF5が出たらしいのでちょっとクラクラ来てます。相変わらず家でじっくりプレイできない上にその他のポリゴンモノはたいして好きでは無いのでイマイチ購買欲が沸いてませんけど。PS3版ならちょくちょくプレイできるのもありますし。
 
 アーケードのゲームをもうちっとどうにかして貰いたいのですが、なんというかビデオゲームの過疎っぷりが凄まじいので、新作のリリースもあまり期待できないのかもしれません。残念でありますね。
 
 PCでゲームでもやればいいのかもしれませんが、家のPCは心が弱くなった時に新しいVGAカードに入れ替えては、結局はどうも目に馴染まなくて古いものに戻したりを繰り返しているのでイマイチろくなゲームもできません。
 
 そんな訳で今はこの旧型環境を維持するために、予備部品を中古屋で買い漁ったりしています。マザーの予備とVGAの予備が後1~2枚は欲しいところなのですがナカナカ見つからないので苦労しております。

 あと、遅い回転数のHDDが欲しいですね。流体が主流になってから久しいのですが、ハズレを引くことが多かったのか自分はあんまり好きではないので、ツテを頼って旧型の新古品とかを見つけたら買ったりしています。割高なのですが、なんとなく気分で。馴染む部品の組み合わせを崩す気にはナカナカならないのですよ。
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【特 撮】

■ スーパーヒーロータイム
□ 電王
 普通に面白い。電王とゼロノスの対比に加え、来たるべきイマジンとの別離を匂わせる展開はブレイド以来のまともなフィナーレを期待させます。ただし、時の列車云々ではなく、良太郎とモモタロス達の(出会い>友情>そして別離)って感じの終わりになりそうですが、大きな流れとしての時の列車と時間を守る電王と時を乱すイマジンとの闘争って話ではやっぱ今年もグダグダになる方に1000点かも。
 
□ ゲキレン
 こちらは後半に向けてナカナカ良い感じで幻獣拳とか出てきてメレ様パワーアップとか、とにかくこれでもかと盛り上げてくるその姿勢はヨシ。サイダイオーの巨大さも素敵です。結構なめてましたがサイダイオーがあのでかさであの巨大な剣を振り回す様はスーツアクターの手首が脱臼とかしそうで心配になるくらい大好きです。正直もう合体しなくていいような気さえします。


■ その他の特撮
□ キューティーハニー
 玉石混合らしいですが、私は草加様(村上幸平)さんが好きなので年末にでもまとめて観ます。今見てる時間がネェですよ。

□ 風魔の小次郎
 どうでも良いッス。後で評判を聞いてから考える。

□ウルトラセブンX
 こちらも年末にまとめて視聴する予定。本格サイバーパンク路線らしいのですが、問題はセブン出なけりゃいい話だったのになという評価を聞いたこと。平成XXシリーズに多いのですが、何のために世界観を組むのかを忘れてしまうというモノが多いので、Xではウルトラマンを活躍させるために世界観を組んで頂きたいところです。一応は期待中。


【アニメ】

■ ガンダム00
 正直、似たような構成員でやってたガンダムWのが主人公5人のウチ3人がアレ系(途中、残った二人のウチの一人もアレになりましたが)というのに比べたら余りインパクトが無かったのですが、00の主人公連中も、そろそろ脳天がちょっとアレな感じだったのがバレてきたり、乳的な意味での露骨な視聴者サービスが旺盛になってきたりで、とりあえずダラダラと流し観しております。美形が世界を救えるかシリーズも長いのですが、本家ガンダムから愁嘆場が売りのシリーズモノなんで、今回もジワジワとイライラするような愁嘆場を垂れ流して貰いたいものです。

■ スカイガールズ
 時間が足りない。観れてない。

 なのはさんが終わってしまったので、自分のアニメ関連はスカスカに。

 さんを付けろよデコスケ野郎なの。


【TVゲーム】

■ 鉄拳6
 既に本稼働中。空中コンボの最後を叩きつけで閉めて、そっからさらに拾ってコンボだって。ナンスカそりゃ?VF5スカ?相変わらずプライドの欠片も無い会社だこと。あと、今回は装備アイテム専用技があるそうですよ。課金アイテムで強技販売でもして小金稼ぎでもするんですかね?

MMOか!

 とか思ったり思わなかったり、忙しさも相まってウチの周りでは全員未だに対戦はDRしかやってない感じです。こんなんじゃ間口を広げるどころか既に横ばいから下降線に入ってきたMMOとかみたいな道を辿るのでは無いかとちょっと心配。なにせ元々右肩下がりのコンテンツなんだから今更下降線商売をパクら無くてもとか思いました。
 ゲームそのものは別にDRで充分という気もするけど、ナンバー更新の新作ですし良作なのは間違い無いので安心といえば安心の作りです。DRからの移行もソコソコスムーズですし修正も入るでしょうから、今回も長く遊べるタイトルなのは間違いないと思います。

 
 
 正直、ゲーセンとか全然行けないどころが、特撮すら何週間かまとめて観るような生活なので、意地で寄るゲーセン以外のゲームは一切スルーしております。仕事で目玉が辛いのでダメなのです。ここで鉄6にはまったりしたらヤベェとか思ってたんだけど自分は今回スルーなので、当分こんな感じ。コンシューマは魅力が無いのでALLスルーの予定です、PS3も箱○も自分的キラータイトルは出てないしなにより家にあまりいないのでどうにもこうにも。泊まり場のPS3でたまにDRをやる程度ですわ。泣けますね。
■ アルカナハート
 対戦もボチボチしてみた。巷の対戦ではループ(ていうか永久みたいな感じ)の撃ち合いメインな対戦が多いらしいですが、初心者にキツイことしてくるヤツはいなかったので割と普通の対戦でした。やはり10人×10アルカナなので結構な数の調整取りこぼしが出てる模様。とりあえずミルドレッド様を拝んだのでこれにて終了。

▽4月にバージョンアップらしい
 4月頭にバージョンアップのサブボードを販売するらしい。専用基板は大変だ。コネクタを上に基板を見て右下のROMをCPS2みたいに差し替えりゃいいってワケでも無いのですね。12月に発売で4月にVer.UPで有料ってのはゲーセン側がキツそうな感じ。でも最近は基板売れ無さそうだし、専用基板は特にキツそうなんで仕方ないのかも。同様にメルブラVer.Bも修正版が出る模様。甘く調整そして修正版を有料リリース。バーチャ2.1あたりからのアレな商売は既に完全に定着してる。この問題の善し悪しは難しい。


■ ギルティギア イグゼクス アクセントコア
 久々にGGでゆる対戦。カイを使ってキャラ性能頼りで適当に勝ったり負けたり。本当はロングコートの土永さんあたりを使って、若本ボイスでも堪能したいところですが、覚えることが多そうなのと燕カスとかディバ青とか面倒そうなんで断念。
 相変わらず脳が弱いので、コンボレシピと基本システムの使いどころを暗記することが出来ません。かといって、プレイを繰り返すことでCPUパターンを暗記して、あとは緩く手を動かす系のアクションゲームとかはそれ程やる気がしないのでどうにもなりません。格闘ゲームは3Dゲー出現あたりから、程々に遊ぶのでも手の訓練の他にやたら暗記することが多くて少々しんどい。
 せっかくアクセントコアをプレイしているというのに、自分の動きは青リロのまんまでした。反省。


■ VF5 ver.C
 なんか箱360で北米で発売されるとかなんとか。PS3どーすんのか。いえゲームさえ出してくれればどうでも良いのですが。とりあえず日本版のver.Cも稼働中に出して貰いたいです。コンシューマでver.C出た直後にFTみたいなのが出たら卒倒する人が多数だと思うので。

 
■ 鉄拳6
 新キャラ2キャラ追加とか。今回も適当に調整してアーケードのテスターの皆様方に遊んでいただいて、その後、コンシューマ発売直後に新ver発売して三島ゲー調整で割と安定したバランスにって感じになりそうな気が。こちらも360で発売されるとかいう噂が流れてますね。


■ 箱360&デッド・オア・アライブ4
 箱自体はどうでもいいのですが、北米あたりではDOA4がミリオン飛ばしたとか聞いてちょっと驚き。最近はEvolutionなんかも派手にやってるみたいだし、DOA2から積み上げてきたオンライン対戦環境がようやく実を結んだってところでしょうか。

 DOA2時代、アーケードの末端ではそれまでの3Dモノの定石がホールド関係でガリガリ崩されてしまい、それまでのスカ確&確反優先的なゲーム展開に一石を投じたっぽい感じがしたんですが、聞いた話では煮詰まってきたらホールドするよりも確反投げって感じになったらしく少し残念な感じ。その後、DOA3でアレな感じになって、DOA4でもその傾向はあまり変わらないみたい。ヘコヘコ後ろに下がってスカ確、確反重視な展開ではダメージをイマイチ稼げず、とにかくホールド攻防重視みたいなゲーム性になって貰いたいモノですが無理なのか。ただでさえ乳バレーが格闘するヤツみたいな扱いになってしまったんですから、他の3D格ゲーと似たり寄ったりな立ち合い展開にならないゲーム性を追求して貰いたいものです。


 その他のゲームは、いつもの如く惰性でプレイ。当然勝率悪し。非効率です。反省。


 今週(もう先週)もアレな感じな一週間でした。そんな訳で夜中にゲーセン行ったりしてました、最近はまたポツポツとゲーセンに行くのですが、誰もハイパーとかやってくれないので仕方なく新しめのゲームをいじったりしてます。ささくれ立った心を特撮で癒したいので、どうにか毎日お家に戻りたいです。でも、家に帰るのが面倒だしゲーセンいけるからどうでもいいって感じの人もいます。そして、家に帰りたくないって言う人もいます。家庭が上手くいってないんですか。どうなんですか。

 あと、戦前の紙芝居ちょい読みづらい部分を修正しました m( _ )m
 この間、黄金バット(1966年度 白黒映画作品 監督:佐藤肇 出演:千葉真一他)なんかを観たワケですが、自分はこの手の歴史の重なり合ったコンテンツを見つけると、どうしてもその上っ面を舐めてしまうので、今回は日本の紙芝居から立ち上がった二大コンテンツの紙芝居部分についてのメモを載せてみます。

■ 黄金バット
 元は紙芝居時代のピカレスクものの主人公「怪盗黒バット」このスーパーヴィラン黒バットの物語を終了させるために作られたヒーローが黄金バットであるという説が主流。その後人気が出たため、黄金バットが主人公の物語が作られていった。黄金バットの姿は「永松健夫(大元の原作者)」版、「加太こうじ」版で違うらしい。

 永松健夫版(戦前):ハゲ髑髏、赤マント(その他詳細不明)
 永松健夫版(戦後):顔面髑髏、つば広帽子、ロン毛、赤マント、緑の中世っぽい服
 加太こうじ版:顔面髑髏、ハゲ、赤マント、緑の中世っぽい服だが胸飾りなどが地味
 加太こうじ版(GHQ指導時):金の仏像顔、パーマをかけた髪の毛(その他詳細不明)
 (また1950年の白黒映画「黄金バット 摩天楼の怪人」は大仏顔という記述もあった)

※ デザイン変遷についての詳しい記述を発見できなかったので真偽及び詳細は不明
 
▼ 悪役について
 初期:怪盗黒バット団一味(黒バット)
 後期:ナゾー(主人公達と闘って両足を切断してしまった黒バットが例のミミズクマスクを
          被り円盤に乗ってナゾーと名乗ったらしい)

▼ 絵物語版の単行本について
▽明々社(後の少年画報社)から出版された単行本(全4巻)
 「なぞの巻」「地底の国」「天空の魔城」「彗星ロケット」
 (桃源社からの復刻版は「なぞの巻、地底の国」をまとめた物と「天空の魔城、彗星ロケット」をまとめた物の全二巻。巻頭イラスト部分等が省略されているらしい)
▽単行本未収録(?)
「科学魔篇」「アジアの宝冠(アラブの王冠?)編」(その他あるかもしれないが詳細不明、他に加太こうじ版でナゾー編というのもあるらしい)

大空社から紙芝居が復刻されているとのこと。


■ ハカバキタロー(「墓場奇太郎」「ハカバ奇太郎」とも呼ばれているが詳細不明)
 ご存じ水木しげるの鬼太郎モノの原作。当時の紙芝居はピカレスクか陰惨な復讐譚モノの二択じゃぜ?って感じだったようで、この原作は姑にいびり殺され土葬された母の中から産まれた奇太郎が、母の死肉を喰って育ち、姑から何から一家皆殺にしていくというお話らしい。猟奇極まりないそうで、今の鬼太郎を知ってる自分からすれば、人肉モリモリ、オウイエーとかはちょっと。

 そんな感じで、この原作の方の情報が知りたかったのだが、Web上からはさしたる内容を知ることが出来なかったので、その課程で集めたモノを適当に並べてみます。 

題名:『ハカバキタロー(墓場奇太郎)』
原作:伊藤正美、作画:辰巳恵洋(ケイ・タジミ)版元:富士会
紙芝居の上演期間:およそ1933年 から1935年 頃まで
主人公:魔童奇太郎(詳細不明)

 ハカバキタローの内容については、書籍あたりで語られているかもしれないが、現時点で存在していると思われる作品の情報は、戦前に出版されたらしい小説版についてしか発見できなかった。

▽題名:怪奇秘譚 墓場奇太郎
(出版社及び作者共に不明、タイトルが完全に正しいか不明、戦前に出版された物らしい)

 最近では2004年の第21回銀座古書の市に出品され、好事家に買われていったらしい。購入したと思われる方の記述は確認したが、現時点ではこの書籍に関しての詳細な記述、及び表紙などの図像はネット上には見あたらず。


■ 紙芝居について

 ビジュアルノベルの表現の原点は漫画やアニメーションだが、結果としてできあがった物は非常に紙芝居に似ており、スプライトを入れ替えることで人物の動きや感情を表現する手法は以下にまとめてある立絵式の紙芝居とよく似ている。
(要素的には写し絵でも良いのだが全てが平面的でマットに表現されている部分が自分はなんとなく幻灯式ではない紙芝居を思い起こさせる)

▼ 写し絵(錦影絵?)
 江戸末期のに起こされた、横長の和紙スクリーン(大きさ畳二畳程度)に裏側から木製幻灯器(フロ)で、人物などを彩色したガラス板(タネ板)を投射しタネ板を操作することで動きを表現。それらに鳴り物、口上、セリフを追加して上演(おそらく暗幕を貼った小屋や桟敷などで)した。(幻灯式芝居)

※ また、これ以外に幻灯機を用いたタネ板を使わない影絵だけのものがあると思ったのだが詳細不明。自分の知るところの幻灯機は小型の物で一人(一キャラ)に付き一基。タネ板についてはガラスの物、タネ板を木製の可動ギミックの付いた枠に仕込んだものがあった。幻灯機、タネ板については様々なバリエーションがあると推測される。現在も場所はわからないが上演されているはずである。

▼ 影絵芝居
 明治中期に落語家三遊亭円朝の弟子新三郎が、タネ板を紙に置き換え、切り抜き影絵と合体させウチワ式紙人形を考案。裏表で形が違いウチワを回転させることで人物の動きを表現することができる。これを写し絵同様にセリフなどを追加して写し絵よりもさらにスピーディな表現を確立して大衆の人気を博した。

▼ 紙芝居(立絵:ウチワ式紙人形型)
 大正から昭和の初期に、それまで小屋で上演されていた写し絵を街頭で上演するために、小屋+幻灯機を使った構造から自然光の元で上演できる方式に変更。実際は背景を描いた紙の前で紙人形を操作するといったもの。おそらく平面のウチワ式紙人形であったと思われる。

▼ 紙芝居(平絵:絵話型)
 現在よく知られている紙芝居。登場人物から背景から全て一枚の紙に描き描かれており、場面を演者が語っていくという手法。場面や構図が変わるたびに新しい絵を表示して物語を進めていく。基本的に絵10枚で1話(1巻)を構成していたようだ。100巻を超える物も結構あったらしい。


 動きを持たせる試みは多数のエロゲーで行われていると思うのだが、アニメーション用スプライトを用意して動きを持たせた(Leafの誰彼 -たそがれ-のチップアニメーション、最近だとPLAYM(プレイム)のレイナナあたりか)作品と、立ち絵スプライトを動かすことで動きを表現する作品に大別されると思われる。(こちらが最近の主流か)キャラクターの立ち絵スプライトを左右に移動させたり、上下に動かすことでさらに画面に動きを付けることに成功している作品は立ち絵式の紙芝居を彷彿とさせる。(別枠として完全にアニメーションを挿入する作品もある)
 
 皮肉というか面白いのは紙芝居はコストの関係上からか立絵型から平絵型へと移行していったのに対し、ゲームは平絵型(一画面中のに表示されたスプライトの移動表示等が無い)の表現から立絵型(一画面中に表示中のスプライトが左右上下反転などの動きを表現する)タイプへと移行しつつあることである。この辺はCGという表現方法の制作、及び表示特性とPCのハードウェア性能の向上による部分が大きいと思われる。
 
 以上、今週のメモと戯言でした。時間が無いのにチマチマこういう全く持って意味のない物をメモってはニヤニヤする己を猛省します。ちゃんと寝ろ。

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